2010年02月15日

ここしばらくで読んだ本・コミック編

 って、年明けからこっち、読んでも落ち着いて感想書いてる暇がNeeeeee!ってなデスマ進行なのだ。Twitterっていいかも…とか、ふと遠くを見る目でリアル呟きなう。

 『鋼の錬金術師 24』『百姓貴族』。
 前者の面白さはこれまで幾度も語ってきたが、クライマックス驀進中の今なお衰えを知らぬそれには最近めっきり畏怖さえ感じる。このまま無事に突き抜けて、天晴れ平成のモニュメントたるのか?そうなってくれるよね?と、何か祈りじみていたりするのは裏切られ続けて臆病になってしまったからかしら。嫌ぁね。う・ふ。
 …何か脱線しかけたな。まあいい。後者。
 これぞ真のド田畑マンガ!
 …すいません、もう言いませんorz
 つか主として牧畜を描いてるんで、田畑のほうは今後のネタに期待だ。地にしっかりと足をつけた者のみが語れる、ワイルドにして破天荒な百姓ライフをずんずん展開して戴きたい。
 しかし、他地方の方ならセンス・オブ・ワンダー的驚愕に充ちているのだろうけど、地元民にとっては意外と「うん、あるな〜」な部分が多いのは、感動が目減りするようでちと悔しい。市の中心を流れる川にシャケが上って来てホッチャレるわ、街中を鹿が走るわ、ごく普通の住宅街である我が家の周囲でさえ1mぐらいの青大将が道路でぺったんこになってたりするわってのが200万人の住む県庁所在地なんだから、如何ともし難いんだけどね。
 『宗像教授異考録 十二
 忌部神奈女史の露出が増えていい雰囲気…なのはさておき、地底探検ネタは少し重なり気味だよなと思いつつ読み進む最終編「神の背中」。言葉少なに語られる一人の青年の人生と、遥か古代の人が残した厳にして無慈悲なる神の姿にはしみじみと読み入らされた。やっぱり上手いんだよな、この人。
 『スフィンクス (ここではない・どこか 2)
 史上最も名高いこの怪物に、この解釈は凄い!と感じ入った表題連作。神々の齎す不条理に抗わんとする語り部の声は誰にも届かず、寂寥あるのみの幕切れが切ない。
 おかげをもって、後半メインパートの「世界の終りにたった一人で」の平凡にして非凡な日常の物語がちょっと霞んでしまったかもしれん。しかし作中、昂然と「独り」を語る老いた女流画家の姿に作者を重ね鼻の奥にツンと来たのは、安直にして失礼の誹りを免れないだろうか。
posted by 司葉柾樹 at 00:00| Comment(0) | 読書
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