英国中部レスターでリチャード3世の遺骨が発掘・確認されたとの報を目にして深夜に大興奮。かつてミステリ『時の娘』で史実は教科書で読めるものとは限らないと目から鱗を塊で落としてもらった、その当人だぜいえーい!(いや、実際は作者のジョセフィン・テイにだけどさ)今後、正確な容姿・病状・死因などなど骨から分かる事実も山ほどあるだろうし、これがワクワクせずに居られようか。
そしてまた、埋葬された教会そのものが所在不明になってたのを発見して地下を捜索、出てきた遺骨をヨークのアンの子孫(これがまたカナダに血脈を繋いでるとか!)のDNAと比較とか、短くまとめられてる経過が興味深すぎる。つかこれだけで1冊の本が書けると思うんだ、古文書・伝承と最先端科学がタッグを組んでの冒険譚、ぜひぜひ上梓してください予約します。
で、久々に読み返したくなったものの書庫の底に沈んでいる手持ちを探すよりはとamazon検索。おお、再版してたのか。と思ったらkindle版もあるじゃないですか。この正月にセルフお年玉にした端末にDLしましたよ。しばらく通勤に付き合ってください、陛下。
2013年02月04日
時の娘よ、いざ来たれ。
posted by 司葉柾樹 at 23:28| Comment(0)
| 読書
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