2011年11月08日

のろわれたよる

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 いまや我が家唯一の猫、ぼたんが我が家に来てちょうど5年。掌サイズの牡丹餅のような色合いの柔毛の塊は、今やファンヒーターの吹き出し口に陣取って温風を遮るようなボリュームへとシンクロンマキシム(古)した。

 ところで今夜、飼い主は事故った。一時停止無視の車を避け損ねてつっかけられただけだが、愛馬(MTBだけどね)はお星様である。
 厄日という言葉を思いつつ、布団の上ににのさばる時の流れの重さ(3.5Kg)に無常を思わずには居られない。

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2011年10月30日

さらぬ別れもありと言へば

 白猫・姫は、たしか16歳。
 黒猫・ジェイクは20歳だった。
 そして今朝起きて確認に行くと、灰色猫・チーズがかれらの後を追いこの世にオサラバしていた。

 仮にも冗談にも純血のペルシャだったので放っておくと毛が絡み、だというのにブラシ嫌い風呂嫌いの面倒なヤツだった。しかもこの種にありがちな腸の障害を抱えており、ここ数年は糞詰まりの度に抜いてやらねばならんという厄介っぷり。末期には飯やお湯(飲用)と同じように、ダミ声で「な"〜"」とそれを要求して来るようになっていた。
 顔を踏んだり服にゲロ吐いたり、とことん丈夫な歯で加減ナシに食いついたり、およそ猫がやってくれるあらゆるギャクタイを食らわして、こっちが寝てる間に勝手に去っていくというのはどういうつもりなのだろう。24年も付き合ったのだから、せめて猫又に近かった証にサヨナラぐらい言ってくれてもいいと思うのだが。

 最後まで(強制ながら)メシ食っていた食欲のゴンゲー。

 大量に買っておいた老猫用のフードの山を眺め、これも嫌がらせの一部かなと思いつつ、骨と皮になった体を横たえなおして相方を起こしにいく。

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2011年10月28日

マヤの暦の終わる日に

 マヤの暦が尽きる今日、世界は終焉を迎えるという話がネットを巡っている。
 そんなマクロを他所にミクロな我が家はというと、老猫チーズの具合が宜しくない。
 24歳といえばヒトなら100をふた周りぐらい超えてるらしいので、まあ何があってもおかしくない。週明けに腰が立たなくなったなと思ったらみるみる衰弱し、既に寝たきりになっているが…まあ、あと数日もてばいいほうだろう。
 流動食とミルク、あとは希釈したスポーツドリンクを与えて、ただ息をしている時間を引き伸ばしている状況だ。

 暦が半端に終わっているのは、地上の何処かで帝国の最後の末裔がひっそり息を引き取る日だったりして。ひょっとしたらオマエか?
 とかアホを言いつつ撫でている間に夜半を過ぎた。とりあえず、マヤの暦は担当者が面倒くさくなって中断したということでよさげである。
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2011年09月26日

ジジイ猫、世(主として我が家)にはばかる

 またもや猫を抱えて病院へ。患畜は同じ、めでたく24歳になったペルシャ猫・チーズである。まぁもっとも、ヒトでいうなら百を軽く越える齢、痩せてガリガリだし毛はバサついてるし毛玉を刈った後はハゲてるしで高級感なんざぁ薬にしたくても無いけれど。
 本日はヤツの口内炎を診ていただく。しばらく前から餌の後に口元を掻く仕草をしており、それでやらかしたらしい顎の下の傷がふさがらないまま膿みつづけていた。で、これは?と思って口をこじ開けたら内側もしっかり腫れていたという不始末。しかし歯は健在だわ顎の力は衰えてないわ、そのくせ若い頃に輪をかけてワガママだわで、素人療法には限度があるんだよなあ。中途半端に元気な年寄りってなぁ、どこの世界でも困りモンだ。

 待つことしばし、毎度お世話になる副院長先生が、例によって手際よく処理をしてくださった。手当ての方法をご教示いただき、薬を貰って退散。「餌に混ぜて食べさせますが、食欲は?」との問いに相方と「それだけは心配ありません!」と声を揃えてしまったのが恥ずかしかったけどな。
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2011年07月18日

9つ命があるそうな。

 休日の朝っぱらから支度をととのえ、猫をキャリーに詰め込んで動物病院へ。ケースの中身はペルシャ猫チーズ。御年23歳という高齢にゃんこである。
 確か前にも書いたが、チーズはブラッシングが嫌いだ。爪を含めて足に触られるのも嫌いだ。結果、体中をフェルトの鎧に覆われ、年老いて研がなくなった爪は伸び放題。犬のように床をカチカチ鳴らせて歩き回っていた。まぁフェルトは時々掴まえて刈ればいいし、爪は歩いてるうちはそれなりに削れてるようだし…と看過ごしていたのだ、が。
 見落としてた。前足の内側、ヒトでいうところの親指に当たる爪を。
 歩くだけでは一切使わないその爪はずんずん伸びまくり、元がカーブしているものだからそのコースをくる〜りと進んでスタート地点へ戻り、見事な円盤状になっていた。さながら黒くて汚いアンモナイト。とか言って放置するとこの先とんがったタイプへ進化して脚に刺さりかねない。飼い主として忸怩たるものがあるが、これはもう手に負えんと病院へ担ぎ込む顛末となったわけだ。
 しかし先生は流石に練達のプロ、動じる気配も無く「ああ、切りましょう」とニッパー状の爪切を携えてこられた。駄目飼い主に保定させてパチパチと小気味良くカット、ものの数分で片付けて、ついでに腹の毛玉まで刈ってくださった。さらに途中でうっかり食いつかれた飼い主に滅菌ガーゼをあてがいつつ、血(つーか猫毒だな)を絞り出すよう指示を下すという八面六臂ぶり。素晴らしい。しかし痛いぞ!つかこの年齢で歯が揃ってるとか無いだろう!

 帰宅後、相方がおやつやミルクで気を逸らせている間に、スノコを2枚調達して連結。30数センチの高さのバリケードを、猫の御座所のある板の間と和室の間に設置した。先日からちらちらと粗相するようになっていて「年齢のせいかな?」と思っていたのだが、今日の行動をみるにボケどころかかなり明晰な状態であることが分かったからだ。不満があればやらかす、そういうイキモノを白装束((c)動物のお医者さん)の所へ連れて行って只で済む訳が無い。目の前でじゃーと始めようとしたので、緊急配備である。
 だが、足元のおぼつかない老猫には乗り越えられもすまい、よし勝った、今日からここをアウターヘブンと呼ぶ!とか勝利宣言してアイスを食おうとしたとたん、ヤツはひらりとバリを越え突入してきた。
 アウターヘブン陥落。気分はもうリキッド・スネーク。

 ところで。
 今日見た患畜のなかに、どう見ても脳波怪獣ギャンゴみたいな顔をした犬が居た。あれ、何ていう犬種なんだろうな。
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2011年01月08日

猫の事件簿パート**

 猫を飼っていると、事件が日常的になる。
 器物損壊から傷害事件、大規模なテロ行為からねちっこい嫌がらせまで枚挙にいとまない。昨年12月半ばのある日など、帰宅したら床に血痕が散っていた。ちなみに老ペルシャ猫・チーズが顎の下から出血していたのだが、どうもぼたんとじゃれあったか自分で爪を引っ掛けたらしい。もう22歳なんだから、たいがい分別がついてもいいと思うのだが、猫の辞書はその多くが落丁である。期待するまい。

 そんな悟りの領域に達した猫下僕が、既に真っ暗な帰宅の途上、JRの高架下を通りかかったと思いねぇ。
 フェンスで仕切られたそこには小さなアスレチックコースや3on3バスケットボールコートが設けられているのだが、11月から4月までは扉に南京錠がかかり完全に閉鎖されている。
 で、真っ暗なそこから「ニャァ〜」と悲しげな猫の声がしたんだぜお立ち会い。
 にゃあ、と返してみたら、まっしぐらに駆けてくる猫。近くの木を経由して中に入ったのか、或いは心無い人間が投げ込んだか?出してやりたい、しかしフェンスの高さは3メートルほど、下にもほとんど隙間が無い。
 これは事件である。しかも緊急性高く進行中である。このまま放置したら餓死か、いや一晩で凍死か。ヤバいヤバすぎる。とにかく何処かに突破口があるかも!と、下僕はフェンス沿いに走り始めた…のだが。

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 固いお役所の名前と「心配しないでください」という言葉のギャップにもりもりと脱力した。
 同様の事件、そして下僕体質の人間が多かったんだろうなあ。北区土木部のご担当者様、お疲れ様です。ご主人様方に代わってお礼申し上げますシクシク。
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2010年02月12日

ワレワレハカンシサレテイル

 一週間ばかり前から、コリドラス・ジュリー(トリリネアトゥス)の様子がおかしい。あきらかに具合が悪いのだろう、横倒しになって息も絶え絶えといった態だ。まあ仕方ないのだろう、こいつはどう数えても10年近く生きている。平均的な寿命が7〜8年というのだから、よく保ったほうだよな…と諦めていたのだ.
 が。
 翌日、水槽を覗くと、しゃきーんと起きている。
 で次の日になると、また腹を上にしている。
 翌々日には、ちょろちょろ泳ぎ回っている。
 ずいぶん長命なのでかねて疑っていたのだが、実は家人の留守中に誰かがこっそり入れ替えているのではなかろうか。実は盗聴器内蔵のロボットかもしれん。ひょっとすると地球上に人類は数えるほどしか居なくなってて、侵略者の監視下に置かれて…て、それならまず毛のふかふかした暴君どもを疑うべきですな。コリごめん。
posted by 司葉柾樹 at 23:18| Comment(0) | 猫・魚

2009年03月06日

踏まれたり蹴られたり

 風雨吹き荒れる中、揃って帰宅して室内に水溜りを見出し驚愕する。水槽がイッたのか!と一瞬血の気が引いたが、水位は変わっておらずマクラータたちは暢気に遊泳中。では水源は?ときょろきょろしてたら、床で水滴が弾けた。
 おお、雨漏りだ。ものっそい久しぶりに見たぞ。
 速攻で新聞紙とバケツと雑巾を持ってきて攻略したが、チーズ愛用の座布団が水気を吸って完璧に駄目になった。ストーブ前のお気に入りの場も水浸しで、奴のご機嫌は最悪である。下僕に飯を出させマッサージを要求し、なおかつ齧りつくという暴虐ぶり。あの、わしらが悪いワケでは無ぇですだよご主人様?
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2009年02月15日

武装〜〜〜ッ!

 我が家のペルシャ猫・チーズは齢20歳を超えてなお食欲のゴンゲーであるが、さすがに痩せた体にこの冬は毛玉がみっしり付いてきた。もとからブラッシング嫌いだったのだが、甲羅を経て気難しくなりますます人に触らせなくなったのが原因である。頭と背中のナデナデポイント以外はフェルトの鎧で覆われる有様。おめえ、それ防御力無いよ?
 ってな訳で今日は相方と二人、毛玉とりゲームにチャレンジ。背中や腰など取り易いところは大小に関わらず1ポイント、顎の下とか腹とか脚とかだと高得点。脚だとさらにご褒美で三本線の勲章が刻んでいただけます……ってヤだよ!
posted by 司葉柾樹 at 23:47| Comment(0) | 猫・魚

2008年12月07日

コイぞ積もりて太くなりける

 術後とりたてて不調も無く、めでたくかつ不本意にビジーのずんどこを走って1週間。病み上がりの人間をお構いなしに酷使する現代社会に疑問を投げつつ、適度に力を抜くことを身につけて久しい中年はさらに過度に脱力すべく工夫を凝らしたのであった。その時間を仕事に充ててれば片付くんじゃないかっつーツッコミは勘弁。

 さて本日は久々に水槽のフィルタ掃除。半年以上ほっぽっといて水の出さえ悪くなっていたもの、開けてみたら泥がみっちり詰まっていた。濾材を洗いスポンジを換え、さて再起動してみたら水流がまるで違う。底をうろちょろしているコリドラスはいいとして、年寄りのマクラータたちが少々心配ではある。流されてぽっくり……もそうだが、小なりとはいえモノが鯉科じゃ水流を上って2cmのチビ龍になっちまうかもしれんでのう。
 ま、餌の食いすぎでまん丸に太ってるやつらじゃその気遣いは無いか。つかお前ら、いい機会だからちっと痩せろ!Webで見かけるお仲間はもっとスマートだぞ!
posted by 司葉柾樹 at 20:33| Comment(0) | 猫・魚